フォクシーオルカ
忍足侑士と乾貞治が大好きなブログ。 当ブログはネタバレ・同人的内容を含みます、 ご注意くださいませ。
SQ.7月号 「新テニスの王子様」感想 壱(侑士と岳人の試合について)
♪ 俺達はいつでも二人で一つだった
地元じゃ負け知らず そうだろ
~
♪ 花をつんでは おつむにさせば
みんな かわいいうさぎになって
はねておどれば 靴が鳴る
~
♪ 君の胸で泣かない
君に胸焦がさない
~
7月号の新テニスを読み終えた後、
いろんな歌が頭の中で流れ始めて、
それと同時再生で、忍岳と黄金ペアの思い出が走馬灯のごとく駆け巡りました。
なんだこの現象…
侑士が登場して、試合をして、勝ってくれたというのに、
このしんどさはいったい。
頂点へ走っていく侑士はカッコいいと思っていますし、応援しています。
もちろんそんな侑士が大好きです。
でも諸手を挙げて喜べない。ごめんね侑士。
なぜって、がっくんも大好きだから。
今回、侑士と岳人の二人に関して一番辛かったのは、
二人が離れ離れになることでも、岳人が結果的に負けたことでもありません。
たしかにそれは辛いですが、そんなことは先月から分かっていましたしね。
一番辛かったのは、
①岳人が弱く描かれすぎだったこと。
②そして、勝負がつくまでの過程がアッサリすぎたこと。
③それから「残念やったなぁ」と言う侑士の瞳が冷たかったことです。
①【岳人が弱く描かれすぎだったこと】
7-0って何なんでしょう。
岳人はそんなに弱くない。いや、強い。
原作がこうなってしまった以上、そうなんだと思うしかないですがね…。
やっぱり好きだからどうしても高く評価するし、
実際に活躍してほしいです。
侑士は岳人の弱点をよく分かっているので、赤子の腕をひねるかのごとく倒した…
といった風に描かれていますよね。
しかし相手の弱点を知っているのは、岳人とて同じこと。
岳人ならば、「心を閉ざす」に対抗する術の1つや2つや3つや4つ、
軽く持っているだろうと思っていました。
だいたい、実力にものすごい差があったら、
ダブルスを組んでもやりづらいんじゃないですか?
私はテニスをやったことがないので、実際のところは分かりませんが。
しかしこの二人は、全国でもダブルスを組んで好成績を残していますので、
そんなに実力が不均衡だとは考えづらいです。
(しかも侑士が試合でダブルスを組んだ選手は岳人だけ。
岳人は他の子とも組んでますが)
しかも、なんだろうなぁ、この展開、
「侑士の強さ」ではなく「岳人の弱さ」が強く印象付けられます。
岳人は岳人で強いけど、侑士はもっと強かった…という風には見えない。
岳人はよほど悔しかったのでしょう、
いつもは「くそくそ」なのに、「くそっくそっ」と言い方が激しくなっています。
その悔しさが、そのたくさんの汗が、きっと未来の岳人の糧となる。
だから、こんなところで終わらないで。
②【勝負がつくまでの過程がアッサリすぎたこと】
試合を描いてもらえたこと自体はありがたいです。
「試合が描かれない」という事態も想定していましたからね。
二人とも、1コマずつ、決めゴマもありましたし。
岳人の腹チラ… いえ、腹ガバ。
そして侑士の、なんと新技です。美しく決めてくれました。
しかし、
黄金、そして、仁王・柳生ペアは、わりとまともに試合を描いてもらっているのに対し、
侑士・岳人ペアは…。
この二人ならではといった展開も、心理描写のひとつもなく、終わってしまいました。
「ダブルスと思ったらシングルスだった!」という時の、反応も全く描かれていませんし。
もう少し、中身が欲しかったです。
容赦のない戦いを繰り広げた点は、良かったです。
氷帝の普段のレギュラー争奪戦を思えば、そうあるべきなので。
二人とも、「だって勝負がついちゃったらもうD組めないじゃん!」なんて言い出すタイプのキャラではないですしね。
そして、二人とも、この合宿へきた目的を分かっている。
頂点(うえ)へ行くため。
お互い全力で戦ったのは、まさにその目的を達成するためであり、
また相手への礼儀としてでもあります。
相手を尊重しているからこそ、持てる力の全てを出して勝負に挑むわけです。
③【「残念やったなぁ」という侑士の瞳が冷たかったこと】
そうは見えなかった方もいらっしゃると思いますが、私には冷たく見えました。
これは本当にズシンときました。
試合が終わっても、まだ心を閉ざしていた感じ。
しかし、考えてみれば、侑士が岳人に対し、
何の理由もなく冷たい目をすることはないのです。
おそらく、
心を閉ざし続けている必要があったのだと思います。
平静でいるために。
そして、岳人は、まだまだ、もっともっと、強くなれる。
だから
「岳人はこんなところで終わりやないやろ。悔しかったら上へ来てみぃ」
「俺にはまだ勝たせへんけど、他の奴にはもう負けたらあかんで」
というメッセージを、瞳から発していたのです。
そう! これは、岳人の成長フラグなのです!
鬼さんに負けた桃のように!
うん、そう思えば、別にこの侑士の冷たい瞳を見てショックを受ける必要などどこにもないですね。
むしろこれが、この2人ならではの絆の形ですよ。
みんなの前でベタベタの青春を繰り広げるのが黄金、
何気なく一緒にいて、みんなからは見えないところで手をつないでいる、それが忍岳。
さて、いずれにしろ、「敗者の出番がこれで終わり」ってことだけは、
絶対にやめてほしいです。
今、この感想で「侑士が勝ったこと・侑士の活躍」ではなく、
「岳人が負けたこと」についてばかり書いている自分に気付きました。
岳人のこと、こんなに大好きだったのかぁ…
いや、前から自覚はありましたが、
こんなに自分の中で大切な存在になっていたんだなぁ、と。
ただ「侑士と仲良くしてくれている子」としてだけではなく。
岳人そのもの、岳人の個性がやっぱり好きです。
でも、最後に大切な一言を言います。
侑士、新テニスでの初試合、
そして、初勝利、おめでとう!!!
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